「可能性」



吹き抜けた空へと昇る意識で
ぼやけた両手で風を受ける

焦らなくていいからすっと息を吐いて
君が持ってるその第六感で感じてみて


回る  地球  違う  宇宙


時は同じに僕らは育ってきただろう
確かなもの以外削られながら

誰もが手にあった自由は奪われてゆく
今流れ出すその赤い血は許しはしないだろう?


回る  地球  生まれた  生命体


真っ暗な夜に染まってゆく
高鳴ってゆく鼓動は知ってる
あの月よりもっと向こうにある
見える星よりもっともっと向こうにある


回る  地球  違う  宇宙


広がる  想像  確かに  映ってる


飛び立つ  生命体  遥かな  可能性へ

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